
【目次】
✅ 米中、関税大幅引き下げで90日間の合意
✅ 株式・為替・金利市場が即座に反応
✅「一時休戦」であり、抜本的な解決ではない
✅ 日本への影響と石破政権のスタンス
✅ 日経平均のバリュエーションに注意
✅ これは“出口戦略”の始まりか
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博多筋、さん、米中貿易協議で関税が下がるって本当ですか?S&P先物も3%近く上がってましたよ!

その通りだ。5月10日からのスイス・ジュネーブ協議の結果、米中は相互に関税を大幅に引き下げることで合意した。米国は中国への関税を145%から30%に、中国は米国への関税を125%から10%にする。5月14日から90日間の適用だ。
つまり、関税戦争がちょっと休戦になるんですね?
そうだ。だがこれは“本当の解決”ではなく、あくまで交渉の時間稼ぎだ。関税が大幅に下がれば短期的に株価は上がるが、90日後にどうなるかは全くの未知数だ。
たしかに……。今日の相場も一気にリスクオンの雰囲気でしたね!
その背景には、ファンドの多くがキャッシュ比率を高くしていたという事情がある。この好材料をきっかけに、機関投資家がポジションを一気に取り始めたというのが実態だ。
香港株も2.98%上昇したと報道されてました!
・香港ハンセン指数 23549.46(+681.72 +2.98%)
・中国上海総合指数 3369.24(+27.25 +0.82%)
・台湾加権指数 21129.54(+214.50 +1.03%)
・韓国総合株価指数 2607.33(+30.06 +1.17%)
・豪ASX200指数 8233.53(+2.33 +0.03%)
・インドSENSEX30 82108.81(+2654.34 +3.34%)
金相場が2.7%も下がっていることからも、リスク資産への回帰が一時的に起きたといえる。ただし金利も上昇しており、米国債は売られている。金利上昇は株には逆風だということは頭に入れておくべきだ。
つまり、安心して良いというわけではない?
その通り。これは“猶予”をもらっただけ。しかも今回の合意には、トランプ政権が第1期で課した主要な関税は含まれていない。まだまだ不確実性は残っている。
日本も動いてますよね?石破首相が「自動車関税を外した合意は飲めない」って。
日米協議にも当然影響する。仮に米中が関税を下げたのに日本への関税が残ったら、日本企業は大打撃だ。トヨタや日産といった輸出企業には今後の報道に要注意だな。
石破政権の交渉大丈夫かな・・・?
日本株の動向もすっごく気になります
そうそう、そして忘れてはいけないのが、日経平均のバリュエーションだ。今、日経EPSは2411円。15.5倍のPERを基準にすれば、バリュー的には上限に近い水準にある。ここからさらにEPSが下がれば、PERは一気に跳ね上がる。
高値圏ってことですか?
そうだ。特に5月は例年“セル・イン・メイ”という言葉が出てくる。リスクが落ち着いたように見えても、逆にここから下落に備えるタイミングと見るプロも多い。
つまり今日の上昇はチャンスじゃなくて“出口戦略”の準備かも?
可能性は高い。短期的な楽観ムードの中にも、プロは冷静に撤退タイミングを見計らっている。こういう時こそ、自分のポジションに自信があるか、見直すべきだな。
90日間の関税緩和で安心せず、むしろ次の展開に備えます!
その意識が“常勝軍団”への第一歩だ。
ところで、こんな時に安定的に上昇していくような銘柄って何かないでしょうか???
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